角質とは?

角質が出来る要因と仕組み角質という言葉は非常によく耳にする言葉です。特に美容に関連して頻出するワードです。しかし分かるようでよく分からないという人も少なくないでしょう。

角質とはどんなものでしょうか。それを知るにはまず皮膚全体の構成要素について簡単に見ておく必要があります。人間の皮膚は複雑な構成になっています。

表面側から、表皮・真皮・皮下組織という順序で層になっています。表皮や真皮はとても薄いもので、3ミリ以下ほどです。表皮についてはさらに4つの層に分かれています。

表面側から角質層・顆粒層・有棘層・基底層となっています。つまり角質層というのは一番外側にある層ということになります。ちなみによく聞くターンオーバーとは、皮膚の生まれ変わりのサイクルことをいいます。

基底層で生まれた新しい細胞は上へ押し上げられていき、最終的にアカやフケになってはがれ落ちていきます。だいたいこのサイクルが起きる期間は4週間です。しかし加齢やその他の要因でさらに長くなっていくことがあります。

角質層の役割

ターンオーバーによって最上部に角質層が構成されます。ではこの角質層はどんな役割を持っているかというと、簡単に言えば肌を守る役割です。

角質層は0.02ミリほどしかないかなり薄い膜で、角質細胞と角質細胞間脂質というもので出来ています。角質細胞の中には天然保湿因子というものを含み、角質細胞間脂質の中にはセラミドという成分が含まれています

角質層の上を覆う皮脂と汗とでできた皮脂膜とともに、これらの成分が肌の保湿やバリア機能を担当します。簡単に言えば、角質層がしっかり更新されていき、保湿機能が保持されることで美肌に近づけるということです。

角質層に起きる問題

角質層はターンオーバーが正常な時はしっかり更新されて元気な状態でいます。しかしホルモンバランスや体調不良などでターンオーバーが乱れると角質層に問題が起きる場合があります。

紫外線や乾燥なども問題を起こす要因となります。ではどんな問題が起きるかというと、角質肥厚といって、古い角質がはがれずにそのまま表面に残留してしまう場合があります。

こうなると角質が厚くなったり硬化したりします。その結果肌にポツポツができるなど肌トラブルとなります。そのため、角質層を適切にケアしてあげることが肌荒れ対策の根幹部分となります。

普段から肌の健康を守るような、良質な食生活や睡眠を心がけることが大切です。またすでに角質硬化が起きているのであれば、クリームなどを使って皮膚をやわらかくする努力も大切です。